亜鉛は体内で産生することが出来ず、これが不足すると様々な症状、疾患があらわれます。
・貧血…鉄欠乏性貧血と同程度と多いのが亜鉛欠乏性貧血です。
亜鉛不足により赤血球の膜が壊れやすくなり、また味覚の鈍化、肌荒れなどが起こります。
ジム、ジョギングなどによる多量の発汗による亜鉛喪失も起こる。ソマト
メジンや亜鉛由来の男性ホルモンなどの造血ホルモンの低下によって貧血が惹起される。進行すると性機能低下を起こします。
・脱毛…亜鉛は髪の毛の90%を占め、「ケラチン」というタンパク質の合成、分泌に関与しているので、不足により「ケラチン」が合成出来なくなります。
また、脱毛に深く関与する活性型男性ホルモンは「5aリダクターゼ」という酵素が働いて「テストステロン」というホルモンから作られます。
亜鉛はこの5aリダクターゼの活性を抑制し、活性型男性ホルモン「ジハイトロテストステロン」による脱毛を阻止いたします。
その他成長障害、易感染性など様々な障害が出て来ます。
わずかな血液量で簡単に検査できますので、心当たりある方はぜひ一度チェックしてみてはいかがでしょうか?