浦安サンクリニック 院長ブログ

浦安サンクリニック 院長ブログ

  1. 浦安サンクリニックTOP > 院長ブログ

アトピー性皮膚炎の新薬(コレクチム軟膏)が処方可能となりました。

アトピー性皮膚炎の新薬が2020年1月世界で一足早く承認され6月より処方可能となりました。
この新しいお薬は、JAK阻害薬コレクチム軟膏(一般名:デルゴシチニブ)と言い、非ステロイド性の薬となります。

アトピー性皮膚炎治療においては、改善するのにさまざまな薬剤を使って、その副作用で悪化するなど難しいものでしたが、当院では副作用の少ない新薬と紫外線治療を併用することで今まで以上に効果をあげております。

これまでのアトピー性皮膚炎の治療では、
1 ステロイド
効果が早めに出ますが、副作用の心配も出てくる。
2 プロトピック軟膏
塗布後、刺激が強く苦手
等の声もありましたが、コレクチム軟膏は非ステロイド性なので副作用が出来にくいため長期間使用できることと、個人差はありますが刺激が少ないため、プロトピックであきらめた方でも抵抗感が少なく、利用しやすくなっています。

ただし以下に当てはまる方は、今の所安全面から処方はできません。
・16歳未満の方
・妊娠中授乳中の方

詳しくは当クリニックまでお電話ください。

新たな戦力として大きな期待をしております。

四十肩と五十肩

手が痛くて上まで上がらない・・
背中に手が回せない・・
夜になると肩が痛くて眠れない・・

症状や程度は人によって様々ですが、肩が痛くて動かし難くくなるのが特徴の病気です。
40歳代~50歳代に多いので通称「四十肩」「五十肩」と呼ばれています。
この四十肩、五十肩と言うのは俗称で、正式な名称は肩関節周囲炎と言います。
肩関節に炎症を起こす病気の総称です。

肩の関節は他の関節に比べて安定性が悪く、ダメージを受けやすい関節と言えます。
退行変性(老化)や怪我、使い過ぎなどで肩の関節にダメージを受ける事により炎症を起こし、発症すると考えられています。

よく肩こりと混同してしまう人がいますが、肩こりは疲労や血行不良などによる筋肉の緊張です。
四十肩、五十肩とは全く違うものですので気を付けなければなりません。

また、同じ四十肩、五十肩でも症状や状態によって治療法が異なるので、
自己判断で対処する事も避けたほうが良いでしょう。

特に炎症が強く、激しい痛みでほとんど手を上げることが出来ない状態の時に、
「四十肩、五十肩は動かしたほうが早く治ると聞いたので・・」と、痛いのを我慢して無理やり動かしてしまい、悪化させてしまう方が多いようです。

このように炎症が強く、痛みが激しい場合は、無理に肩を動かさず安静に過ごします。
炎症や痛みを抑えるために消炎鎮痛薬を内服したり、ステロイド剤やヒアルロン酸製剤などを関節に注射したりする事も有効です。

炎症や痛みがある程度治まってきたのを見計らい、肩を動かす運動療法に切り替えていきます。
肩が動く範囲を拡げ、本来の肩の動きや筋力を取り戻すための治療を行うのです。

最後になりますが、四十肩、五十肩はよくある病気だから・・ と放置するのは止めて下さい。

四十肩、五十肩と似た症状で腱板断裂と言う病気があります。
これは回旋筋腱板と言われる肩の関節を包んでいる筋肉が切れてしまった状態です。
症状がよく似ているので、四十肩、五十肩と間違い放置してしまう事があるようです。
腱板断裂は普通の治療では治らず、手術が必要になります。
ところが、長い間放置したために切れた筋肉が弱ってしまい、修復する手術が出来なくなってしまいます。
また、頚椎で神経が圧迫されることにより神経痛や麻痺が発生して、肩の痛みや腕が上がらなくなってしまうという事もあります。
そのため肩の痛みがある時、手が上まで上がらない時は、早めに整形外科を受診し、検査、診断を受けることをお勧めします。

整形外科のご案内

海外渡航前・トラベラーズワクチン

お正月を海外でゆっくり過ごす

最近はこのような年越しをされる方も増えていると思います。年末年始に限らず、海外へ気軽に旅行に行ける時代になりました。
また、浦安周辺は都内で働くサラリーマンの方が多くお住まいで、ご主人の海外赴任に伴い、家族で海外へお引越しされるという患者様も良くお見受けします。

そのような、海外に行かれる方向けに、渡航先での感染症予防に必要な、海外渡航前・トラベラーズワクチンの外来を行っております。

海外に行くのにワクチン?
と思われる方も多くいらっしゃると思います。現に、日本では大人になるとインフルエンザワクチンしか接種されない、という方が殆どです。
当クリニックにも、毎年多くのインフルエンザワクチン接種の患者様がいらっしゃいまずが、それ以外のワクチンを接種したことは?というには殆どの方がNOとお答えになります。
現に、日本国内は世界でも一、二を争う衛生的な環境があり、国内で感染症に罹る方は非常に少ないといえます。
ですが、海外ではどうでしょうか?例えば日本では水道水を飲むことができますが、海外、特に発展途上国ではそれができますでしょうか?
このように当たり前の生活環境の中に潜む感染症のリスクは、日本と国外を比べると、とても大きな差があるといえます。
海外で安全に過ごすために、色々と準備や心掛けが必要ですが、渡航前・トラベラーズワクチンの接種もその中の重要な1項目です。

当クリニックでは、渡航前に接種可能なワクチンをほぼすべて接種することが可能です。
その中でも、下記の8種類は、多くの方に接種される、とても重要なワクチンです。

A型肝炎
B型肝炎
破傷風
狂犬病
日本脳炎
腸チフス
麻疹
風疹

これらについて、少し詳しく解説したHPを用意しています。ご興味のある方は是非一度ご覧ください。
また、海外に行く前にワクチン接種をしたほうが良いのかな?とお悩みの方も、一度お気軽にご相談ください。

これから行われる東京オリンピック、今後受け入れが予想されている移民など、日本国内においても感染症のリスクは、これまでよりも高くなるでしょう。

ですが、まずは日本国民が海外で感染症に罹り、病気を日本国内へ持ち込まない事も重要です。

便秘と漢方

便秘は慢性のことが多く、便通のコントロールはなかなか難しい交通渋滞みたいなもので、一度開通するまでが大変です。

1週間も出が悪いと食欲もなくなり、気持ちもすっきりしない、だからといって強い便秘薬に頼ると出先で急に腹痛が起き、楽しい外出も台無しになってしまう。

その点漢方薬による治療は効果もマイルドで、漢方薬のみでコントロール可能な場合はそのままで、漢方薬のみで不十分な場合は西洋薬との併用で症状が改善されます。

今までの治療薬で満足されない方は是非体で感じ取ってみてください。

光治療

光治療はアトピー性皮膚炎、尋常性乾癬、白斑など幅広く対応出来、効果ある治療法となります。

太陽光線の治療に効果のあるバンド(自波)のみを取り入れ患部にあてるだけなので痛みなどの作用なく、妊婦さん、赤ちゃんにも安心して受けることが出来る治療です。

数年前までは大学病院等の大きい病院でしかできない治療でしたが、機械がコンパクトになった事でクリニックでも施術する事が出来るようになりました。

これにより今まで大学病院へ通われていた患者様から大変喜ばれております。

一度医師にご相談ください。

ニキビと漢方

ニキビ治療においては外用薬、内服薬と一般的な治療で効果が出ている場合は良いが、
一度良くなってもまた繰り返してしまう悩みを患者さんから聞くことがある。

その場合はなりにくい体を作っていく、体質を変えていく必要があります。

そのさらにもう一歩として漢方薬治療を追加していきます。

生理の前に悪化する、イライラが取れない、ストレスでさらに悪化などなど…

漢方も何パターンもの使い方があります、是非治療法の一つに加えてみてください。

また以前にもご紹介いたしました光治療も併用するとさらにgoodです。

ニキビについて 皮膚科について

紫外線対策

毎日暑い日が続いていますが、皆さんは紫外線対策をきちんとされていますか?

紫外線は、シミだけではなく、シワや目への悪影響、皮フ腫瘍の原因にもなると言われています。

最近の美容では、インフラメイジング(炎症は肌の老化を速めてしまう)という言葉も出るくらい、光老化でのお悩みは年齢・男女問わず毎日のようにご相談をいただきます。

では、お悩みを少しでも解消するにはどうすればいいのか?

一般的には、日焼け止めを塗り、諸々のグッズを使いますが、塗りムラや二度塗り、長袖は暑いなど、とても面倒です。

そこで当院では飲む日焼け止めの併用をお勧めしています。サプリメントなので気軽に試せて、高い効果を実感する事が出来ます。

昼間運転をされる方、よく外出される方、屋外スポーツをされる方には是非お試しいただき、紫外線からお肌を守っていただきたいですね。

紫外線により赤くなったり、腫れたり、湿疹が出たりした場合は早めに病院を受診してください。

シミのお話

シミでお悩みの方は年齢・男女関係なくいらっしゃると思います。
シミにはたくさん種類があります。

老人性色素斑(日光斑)や肝斑・くすみによる顔全体の色ムラ、雀卵斑(そばかす)、ニキビや化粧品などから起こる炎症性色素沈着など上げたらキリがありません!!

自己判断では治療法を見つけるのは難しく、当院では健康保険によるよる内服と外用薬による治療(一部健康保険保険適用外)とよりお肌のケアを求める方に美容皮膚科での治療もご提案しております。
患者様の満足度が高く、お喜びの声をたくさん頂いています。

美容皮膚科では、複合治療をお勧めしており、顔全体のシミを薄くするレーザー、内服や高濃度ビタミンC点滴、肌が弱い方への化粧品を組み合わせる治療法です。
シミは治療をすると必ず結果が出ます!!

カウンセリングで話を聞くだけでもお悩みは半減しますので、是非足をお運びください。

いぼ (尋常性疣贅)のお話

ほとんどが「尋常性疣贅」と呼ばれるウイルス性のものです。

治療としてはマイナス196℃の液体窒素で凍らせて治療します。

漢方薬も併用する事もあります。

また、水いぼは「伝染性軟属腫」と言い患部を摘まむ除去治療と漢方薬を処方します。

どちらも他の人に移るため、早めに治療しないと本人のみならず他人に移してしまいます。

また、「ウオノメ」もその下にイボが隠れている事もあるので、特殊なスコープで確認して治療いたします。

頭痛と漢方

頭痛には様々な原因があるが、一般的に片頭痛と言われるものも高価な片頭痛治療薬を内服しなくても十分効果が見られます。

また、片頭痛以外の頭痛で女性のホルモンバランスの乱れ、生理と準ずるもの、ストレス、肩こり、睡眠のクオリティが低いも
の様々である。

これらの原因、症状から診察を行い漢方薬で十分なコントロールが可能となります。

詳しくはコチラをご覧ください。

溶連菌感染症

「溶連菌感染症」

溶連菌感染症とは?

✓ポイント1:子供がかかりやすい
✓ポイント2:発疹は出ない場合もあるので注意が必要
✓ポイント3:検査は5~10分で結果が出る

少し前のお話になりますが、熱が出たと言う4歳のお子様を、抱っこして来院された男性の方から質問されました。

「先生、息子は溶連菌とかいう感染症でしょうか?熱がでて2日目で・・・発疹も出てて・・・」

溶連菌感染症は11月くらいから3月に多く、これから増えてくる感染症になります。
とはいえ、万が一と言う事と、お父さんからの要望もありましたので診察、検査を致しました。
結果は陰性で、溶連菌ではなく風邪の症状でした。
発疹はあせもによるものみたいでしたので、塗り薬を処方しました。

溶連菌に感染すると2日から5日の潜伏期間の後に発症し、発熱・全身倦怠感・ノドの痛みが現れ、風邪の症状と似ているところがあります。
舌にイチゴのようなブツブツが出来る「イチゴ舌」の症状が出現します。

セキやクシャミなどによる飛沫感染、菌が直接手・足に触れることによる接触感染により移ります。

発疹は出ないこともあります。

検査は簡単なキットでチェック出来ます。5~10分で結果が出ます。
陽性が出た場合、家族や周囲の人に感染する可能性が高いため注意が必要です。
なるべく早い受診をおすすめいたします。

詳しくはコチラをご覧ください。

亜鉛欠乏

  

亜鉛は体内で産生することが出来ず、これが不足すると様々な症状、疾患があらわれます。

・貧血…鉄欠乏性貧血と同程度と多いのが亜鉛欠乏性貧血です。

亜鉛不足により赤血球の膜が壊れやすくなり、また味覚の鈍化、肌荒れなどが起こります。

   ジム、ジョギングなどによる多量の発汗による亜鉛喪失も起こる。ソマト
メジンや亜鉛由来の男性ホルモンなどの造血ホルモンの低下によって貧血が惹起される。進行すると性機能低下を起こします。

・脱毛…亜鉛は髪の毛の90%を占め、「ケラチン」というタンパク質の合成、分泌に関与しているので、不足により「ケラチン」が合成出来なくなります。
また、脱毛に深く関与する活性型男性ホルモンは「5aリダクターゼ」という酵素が働いて「テストステロン」というホルモンから作られます。
亜鉛はこの5aリダクターゼの活性を抑制し、活性型男性ホルモン「ジハイトロテストステロン」による脱毛を阻止いたします。

その他成長障害、易感染性など様々な障害が出て来ます。
わずかな血液量で簡単に検査できますので、心当たりある方はぜひ一度チェックしてみてはいかがでしょうか?

ヘルペス

  

単純ヘルペスウイルスによる感染で直接触れることや唾液などとの接触感染、くしゃみ、せきなどによる飛沫感染により発症します。

Ⅰ型とⅡ型があり、Ⅰ型は唇・顔面など上半身に、Ⅱ型は性器を中心とする下半身に発症します。

帯状疱疹は水ぼうそうにかかった後ウイルスが体に潜んでおり体力の低下、ストレス、かぜなど免疫力が低下すると体の表面に出て来ます。

虫刺されや湿布かぶれの症状と間違われて来院される患者様が良く見受けられますが、後遺症が残る場合もありますので、早期受診をおすすめいたします。

治療は抗ウイルス薬となります。

ヘルペスでご来院をお考えの方はこちらからどうぞ。

何もしたくない-甲状腺機能低下症-

  

40代女性。

気力低下、うつ気味?との事で来院され話していると対話の間が少し長く感じる。

性格、メンタルは問題なさそう。

会社のストレス?更年期?いろいろお話を伺った上で血液検査の結果と合わせて甲状腺機能低下症と判明した。

すぐ内服治療開始し、定期的に甲状腺ホルモンチェック、コントロール良好。

患者様の主訴も取り除かれよしよしと。

女性に特に多い疾患であるが、普通に話を聞いているだけでは単なるやる気のない印象で終わってしまいがちである。

そうならないためにも十分な問診が大切であることを改めて感じた症例でした。

non HDL-コレステロール

  

✓「高脂血症のお薬は飲み始めたら一生のみ続けなければいけないのですか?」
✓「どれ位の数値から内服開始しますか?」
✓「どれ位になったらやめられますか?」

等々よく患者さんよりよくある質問ですが、今まではこれ位の数値より治療開始して又は食事療法で様子を見ていきましょうなど医師により温度差がありました。

近頃、nonHDL-コレステロールが臨床的に意味あるもので体中の血管をボロボロにしてしまう原因となるという事が解明されました。
私達医師は数値で治療しているのではなく「~の為」治療しているというのが大切なのです。

このnonHDL-コレステロールはすごく大切でよくお勉強されている患者さんからもこのことについて聞かれること多々あります。

nonHDL-コレステロール=総コレステロール-善玉コレステロールの計算式で示されます。

これが170mg/㎗以上ありますと危険です。

 

住民健診においては総コレステロールが省かれておりますので、是非医師に相談して追加していただく事をおすすめいたします。 

 

 

院長ブログ始めました

「浦安サンクリニック」は、2012年9月20日より内科・整形外科・リハビリテーション科・皮膚科・形成外科部門と浦安スキンケアクリニックを統合させ、新たな浦安サンクリニックとして生まれ変わりました。日々治療効果の向上と患者様の「笑顔」が見られるよう親切丁寧且つ、低価格サービス向上に努力する所存でおります。

開業以来、多くの患者様よりご家族・ご友人・知人のご紹介を賜り、心より深謝致しております。今後も家庭医として、皆様御一人御一人の健康増進を図るべく適切な医療をご提供させて頂く事をお約束いたします。

こちらのブログでは、浦安サンクリニック院長としまして日々患者様と接する中で気付いたことや、健康にまつわる話、健康診断の大切さなど、気ままに皆様にお伝えしていこうと考えております。

不定期掲載となるかと思いますが、どうぞ宜しくお願い致します。

竹村 禎一郎

医療法人社団 禎心会 浦安サンクリニック

ご不明な点などございましたら、下記までお問い合わせください。
千葉県浦安市北栄1-16-17 原勝ビル4階
医療法人社団 禎心会
浦安サンクリニック受付
TEL.047-380-5677

浦安サンクリニックTOPへ

内科・整形・リハビリ・皮膚科

047-380-5677

※時間予約制ではありません
直接診療時間内にお越しください

美容皮膚科

0120-225-621

完全予約制です。

健康診断

0120-163-929

完全予約制です。

休診

水曜日・祝日・日曜日
詳しくは、
担当医予定表をご確認ください

受診希望の方へ

診療申込書をダウンロード後に印刷・ご記入のうえ、ご来院時にご持参くださいますと、受付時間が短縮されスムーズにご案内ができます。

各申込書ページはこちら

ℂ 2019 Urayasu Sun Clinic プライバシーポリシー